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【Dreamforce 2024】現地レポート1日目
こんにちは。
2024年9月17日~19日の3日間に渡り、アメリカのサンフランシスコで、Salesforce社が主催する世界最大級のカンファレンス "Dreamforce 2024" が開催され、knouからは4名で参加しました!
今回現地レポートとして、参加して得られたことや感じたことなどを全3回に渡ってお伝えします✨️
Dreamforce2024の概要
Dreamforceでは毎年様々なセッションやワークショップ、展示会などを通じて、Salesforceプラットフォームの新機能やアップデート情報、活用事例、拡張アプリケーションなどについて触れることができます。
世界中からの参加者は約4万人を超え、そのうち日本からは700名以上が参加されたようで、会場では合計1,500以上のセッションが行われます。
今回のDreamforceのテーマの中心は”Agentforce”(エージェントフォース)。
9月13日にプレスリリースされた情報で、サービス、セールス、マーケティング、コマースなどの領域で、効率、満足度を高める自律型AIエージェントを組織に提供します。
今回の基調講演の殆どが”Agentforce”に関わる内容で、どんな様子だったのか、何ができるのかお伝えできればと思います。
Main Keynote
まずはじめに参加したのは”Main Keynote”です。
1日目の午前に行われるセッションで、毎年Salesforceの会長 兼 CEOのマーク・ベニオフ氏が登壇します。
一番盛り上がるセッションで会場には2時間前から並びたくさんの人で埋め尽くされていました。
開始前からバンド演奏やマスコットキャラクターが会場を周り盛り上げてくれます。
開始前から会場ではバンド演奏が行われていました🎸
少し遠目ですがマーク・ベニオフ氏の登壇の様子
今回のMain Keynoteで、マーク・ベニオフ氏からはAgentforceはAIの第3の波となるだろうと言われ、AIエージェントが人の代わりになり、仕事の効率性を上げる役割をしてくれるそうです。
これからAIの新しい波が訪れると紹介されました
またAgentforceのデモでは従来の電話での自動応答とAgentforceを使った顧客とAIの応答との違いを見ることができました。
顧客の購買履歴や傾向などSalesforce Platform上にあるデータを元に自動で提案を行ってくれます。
従来の自動音声案内であればBOTで簡単な回答や、オペレーターにつなぐことしかできませんが、Agentforceを使えば人と話しているかのようにスムーズに顧客それぞれにあった適切な応対をしてくれます。
Agentforceとのやり取り。実際の質問の意図を汲み取り適切な回答や提案をしてくれます
今まで人が個別で対応していたものがAIエージェントに置き換わるそんな未来が見え、大きな変革が起きる予感を感じました。
Slack基調講演
Slackの基調講演では、Agentforceを取り入れることでどのように”日々の業務を効率化できるか”をテーマにしていました。
デモでは、SalesforceとSlackの接続を行うことでSalesforceのデータをSlack上で管理、確認をし、AIエージェントにデータを作成してもらうことができるようになると見ることができました。
また、1日の業務の中の41%は必要なデータを探すことに費やしているとここでは言っており、AIエージェントが必要なデータと不必要なデータの仕分けをしてくれて今までの業務で費やしている時間を削減し、業務の効率化を図ることができるとありました。
今回のSlack基調講演で、Slackをただのチャットツールとして使うだけではなく、今後仕事を行うため会話型のインタフェースにできること、各チャンネルを自動でAIが整理してくれ、CRMのデータを連携して管理、変更ができるようになると強調して伝えられ、より今までの働き方を変えることができる未来を想像することができました。
会場の様子
会場ではお昼になるとランチボックスがもらえます。
ランチボックスはサンドイッチやクラブサンドなど7−8種類のランチボックスから選ぶことができます。
この日は遅くになってしまったのであまり種類は残っておらず....サラダを食べました。
ランチボックスには毎回クッキーとポテトチップスが入っていてアメリカを感じました。他にもリンゴやバナナなどのフルーツは取り放題、飲み物も水やコーラなどいろいろな種類が用意されていました♫
その他基調講演以外にも今回のAgentforceを実際に体験できるブースや製品ブースなどもあり1日では回りきれないほど多くのブースが用意されていました。
会場の様子。本当に規模感も参加人数も桁違いです
Japan Night
1日目の夜にはJapan Nightが開催され、私達も参加しました。
Japan NightではDreamforceに参加した日本のパートナー企業やユーザー、Salesforce社員の方が一同に介し立食形式での懇親会を行います。
Japan Nightの様子です。セールスフォース・ジャパン代表取締役会長兼社長の小出氏の挨拶で始まりました
Dreamforceにもこんなにたくさんの日本人が参加しているんだという驚きと、多くのSalesforceに関連する人の多さ、企業の巨大さを体験し視野や考え方が広がったのを感じることができました。
まとめ
Agentforceについて詳細内容が近日中に日本でも公開されます。
公開された内容はknouからも紹介しますのでぜひお楽しみに!
それでは今回はここまで!
2日目はこちらから
【Dreamforce 2024】現地レポート2日目